【不動産】専任媒介契約について
2024年07月03日
みなさんこんにちは
シイネ企画の椎根(しいね)です。
不動産の売却についてをお届けします。
不動産の売買を行う際には、契約成立に向けた業務を不動産会社に仲介してもらうことが一般的です。
その際、不動産会社と「媒介契約」を結ぶことになりますが、媒介契約の種類には複数あり、どれを選ぶべきかわからないというのはよくあることです。
【専任媒介のメリット】
・不動産会社が力を入れて宣伝活動を行ってくれる
⇒1 社とのみ契約を結ぶ専任媒介では、他の不動産会社のところで売買契約が決まることがないため、契約を結んだ不動産会社は物件を売却するために一生懸命活動してくれます。
・仲介手数料を安く抑えられることがある
⇒不動産会社側としては、自分の会社とだけ契約してもらった方が仲介手数料を確実に得ることができるため、専任媒介契約を結んでもらうために手数料を安くすることもあります。
・手数料以外にもサービスを受けることができる
⇒手数料が安くなる以外にも、専任媒介契約を結ぶことによって受けられるサービスは様々です。
【専任媒介のデメリット】
・担当者の力量によって、売却までの早さや金額が左右される
⇒担当者の知識が浅かったり、セールストークが苦手など力量が不足している場合、なかなか買い手が見つからないということも。
・不動産会社による「囲い込み」「売り止め」のリスクがある
⇒他の不動産会社に成約を取られることがないのを良いことに、不動産会社がより多くの利益を受け取るためだけに行われるもの。
専任媒介がおすすめな理由は不動産会社が力を発揮しやすいからです。
不動産会社は不動産の売買が決まって、初めて仲介手数料という報酬を得ることができます。仲介手数料を得るために宣伝をしたり買主の内覧対応をしてくれたりするのですが、これが一般媒介契約だと成約が他の不動産会社になってしまう可能性があるため、積極的に活動できません。
その分専属専任媒介は専任媒介と同様 1 社に任せるので、不動産会社は売却活動に力を入れることができるでしょう。しかし、専属専任媒介は不動産会社が見つけた買主でないと売却できません。もし、知人などを通して家を購入したいという人を見つけても、その人には売ることができないのです。
その点、専任媒介なら自身で買主候補を見つけてくることも可能です。多くの場合、販売を開始してから 2~3 ヶ月は買主探しの時間。どこで買主が見つかるか分からないので、専任媒介を選ぶことで可能性を広げておくのがおすすめです。
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